周波数追加利用に対応した sXGP AP新機種を発表

~利用できる周波数が増え、既存の構内PHSのあるエリアを止めることなく、プライベートLTEシステムを構築可能~ 



弊社は、令和2年総務省令 第113号(※1)に定める追加周波数利用に対応したsXGP AP(親機)の新機種を発表しました(型番:SC-120J2)。今回の省令改正により、sXGPシステムとして使用できる周波数が増えました。これまでは構内PHSが使用されている場所において、LBT機能(※2)によりsXGP APの電波を輻射することができない場合がありました。新機種であるSC-120J2は、今回の省令改正に対応した技術基準適合認定等を取得。構内PHSが使用中の周波数を避けた別の周波数をsXGPシステムが選択して、電波を輻射することが可能となりました。この結果、これまで構内PHSを利用されているお客様につきましても、ご使用中のシステムを止めることなく、sXGP方式を用いた免許不要のプライベースLTEシステムを導入・展開できるようになります。さらに、今回新たに自律同期機能を備え、設置費用の削減が図られるとともに、より柔軟に親機を設置できるようになります。仕様等の詳細は、弊社の製品リンクよりご確認頂くか、弊社問合せ窓口までお問い合わせ下さい。

※1: 令和2年総務省令113号(令和2年12月10日)

【概要】https://www.soumu.go.jp/main_content/000721558.pdf

【省令】https://www.soumu.go.jp/main_content/000721839.pdf

※2: LBT機能:sXGPの電波を輻射する前に、当該エリアの他システムの電波状況を確認し、他システムに影響を与えないと判断できた場合には、電波を輻射できる機能。LBT = Listen Before Talkの略。

リンク

sXGP AP