エックスキャップ クラウド
XCAP-Cloud
ログ解析、レポート、およびデータ共有。
高度な解析・可視化とレポート
「XCAP-Cloud」は、5G/4G/3Gモバイルネットワークの品質測定ログ(XCALログ)をクラウド上で集中処理・可視化する、通信品質分析(QoS/QoE)の次世代プラットフォームです。
サーバーにアップロードされた測定ログは自動的にデータベース化され、即座にWebベースのダッシュボードや詳細解析ウィンドウで分析が可能となります。
従来のように個々のPCで重いログファイルを解析してレポートを手作業で作成する手間をなくし、オフィス、ラボ、フィールドの垣根を越えたシームレスなコラボレーション環境と、意思決定までのタイムラグを極限まで減らすリアルタイム解析ワークフローを提供します。
XCAP-Cloudのシステム構成
XCAP-Cloudは、XCALシリーズと共に比類のない高機能と簡易性を実現し、ネットワーク性能を高めるのに貢献します。
XCAP-Cloudの利点(クラウド化による革新とメリット)
拡張性に富む安定したプラットフォーム。スタンダードおよびクライアント/サーバ構成に対応
① 業務プロセスの完全自動化(Operational Efficiency)
フィールドやラボからFTPサーバー経由、または直接Webブラウザを介してログがアップロードされると、システムが自動的にコンバージョンとデータベース保存(XDB)を実行。事前に定義した優先ポリシーに従い、自動的にKPIレポートや統計ダッシュボードを生成・配信します。
② シームレスなコラボレーション(Scalable Collaboration)
解析中のマップ、グラフ、テーブル、ログメッセージなどの画面レイアウト(ビュー)全体をワンクリックでWebのURLリンクとして保存・共有可能(Shared Views)。チームのメンバーは、重いデータファイルをダウンロードすることなく、ブラウザ上で全く同じ解析画面を共有し合い、迅速なフィードバックや解析依頼を行うことができます。
③ Root Cause(根本原因)の特定時間を劇的に短縮(Root Cause Analysis)
エリア(地域)や切断・接続失敗などのイベントタイプごとに、通信障害の原因を自動的に分類(RCA)。L1/L2からL3シグナリング、TCP/IP、SIP/RTPパケットまで全レイヤーの生データが網羅されており、問題の背後にある根本原因へ迅速にアプローチできます。
④ 解析テンプレート(Template Integration)の自動リンク
5G/4Gの接続失敗、特定エリアの通信低下、ハンドオーバー異常など、問題のタイプに応じて定義された最適な「分析テンプレート」をログの変換完了と同時に自動適用。ユーザーが自分でカスタマイズした専用お気に入りテンプレート(Favorite)も登録可能です。
XCAP-Cloudの主要機能(Key Features)
-
時間同期マルチビュー分析 (Multi-view Analysis with Time Synchronization)
テーブル、グラフ、チャート、マップ、統計、そしてレイヤー3/パケットメッセージビューまで、すべての分析ウィンドウが「時間軸(Time Stamp)」で完全に同期。特定の異常イベントをマップ上でクリックするだけで、その瞬間に端末で何が起きていたのか、すべてのビューが自動的に同期して相互参照(クロスリファレンス)できます。
-
L3・パケットレベルメッセージ詳細解析 (Layer 3 & Packet-level Message Analysis)
RRC/NASシグナリング、モビリティ手順の詳細メッセージ解析はもちろん、TCP/IP、SIP、RTPベースのパケットメッセージのデコードに対応。音声切断(Voice Drop)などの原因追求に不可欠なパケットレベルのネットワーク挙動を確認できます。
-
マップベースカバレッジ可視化 (Map-based Analysis)
セルベースの放射カバレッジ表現(Radial Coverage)により、セルごとのエリア品質を直感的に把握可能。グリッドベース(Bin)分析により、地域ごとの代表的な信号レベルを定量的に抽出します。
-
品質メトリクスとデバイス分析 (Network Quality Metrics & Device Analysis)
各種接続・切断・ハンドオーバー成功率などのKPI統計、端末(UE)がサポートする帯域(Band List)や通信カテゴリー(DL/UL Category)といったデバイス機能サマリ、RSRP/RSRQ/RSSI/SINR等の品質メトリクスを一目で把握できます。
-
アカウント・管理者機能 (Administrator Functions)
ユーザーアカウントごとのストレージ容量制限(Quota設定)、所属グループの割り当て、リアルタイムのログインユーザーアクティビティ監視、レポートメタデータ(国名、エリア名、通信事業者、デバイスタイプ等)の編集・管理に対応。
解析・運用ワークフロー
A. モデル詳細解析(Model Analysis Workflow)
1.ログのアップロード: 測定ログ(.drm / .drx)をクラウドにアップロード。
2.変換と格納: サーバー側で自動コンバージョンを実行し、独自の高速解析用データベース(XDB)へ格納。
3.自動テンプレート適用: ログに対応したお気に入り/規定テンプレートで詳細分析ウィンドウ(マップ、グラフ、テーブル、ログメッセージ、RRC統計等)を展開。
4.URL共有による協働: 解析結果をURLリンクで共有し、グループ内でデバッグを迅速化。
B. レポート生成(Report Workflow)
1.ログの収集: 測定ログの自動アップロードと同時処理。
2.エリア指定データの統合: 特定エリアのデータを抽出・統合。
3.KPI/ダッシュボードサマリ: データベース化されたデータを基に、ダッシュボード上にリアルタイムでKPI、品質トレンドを表示。
4.最終レポート出力: 分析データに基づくプロフェッショナルな品質レポートを自動生成・ダウンロード。
XCAP-Cloudのシステム仕様・動作環境
| タイトル | 仕様 | 備考 |
|---|---|---|
| 対応プロトコル・規格 | 5G NR (SA/NSA), LTE-Advanced, WCDMA/HSPA, GSM, etc. | |
| 主要メッセージデコード |
- Layer 3 シグナリング(RRC / NAS メッセージ) - モビリティ・各種接続手順シグナリング - TCP/IP, SIP, RTPベースパケットレベルメッセージ |
|
| データベース(XDB) | Accuver独自開発 高速解析専用データベース(XDB) | データ変換プロセスと高速クエリ処理を最適化 |
| WEBアプリケーションサーバー(WAS) | WAS (Web Application Server) 統合エンジン | ダッシュボード、モデル分析、アカウント管理、REST APIを提供 |
| レポートサービス | 専用自動レポート生成サービスエンジン搭載 | |
| 推奨Webブラウザ | Google Chrome | 最新バージョン推奨(Webベースダッシュボード・モデル解析用) |
| 管理者機能 |
- アカウント別ストレージ容量上限管理(Storage Quota) - グループ管理・ユーザー権限アサイン - リアルタイムユーザーアクティビティ/アクティブセッション監視 - 解析・レポート用カスタムメタデータ設定 |
アカウントログイン制御機能付き |
| ファイル書き出しフォーマット | CSV、Microsoft Excel (.xlsx)、オリジナルXDB形式 | お気に入りパラメータ設定による自動CSV/Excel抽出をサポート |
ネットワーク最適化ソリューション
Network Optimization Solution
ラボ オートメーション ソリューション














