エクキャット スマートシールド
XCAT-SmartShield
Massive-MIMO Air interface simulator
MIMO環境試験のためのOTAシールドボックスソリューション
XCAT-SmartShieldは、プローブアンテナを介して基準信号を送信します。これは、フィールドMIMO環境でRSRPを測定、BS TxアンテナとUE Rxアンテナ間の1対1接続を、ラボエリアでの物理RFケーブル接続を使用して可能にするものです。ただし、最近のUEデバイスの一部には、外部に設置するアンテナコネクタがなく、背面カバーを開くことができません。XCAT-SmartShieldは、BSとUE間の仮想1対1のワイヤレス接続を提供することで、手間を低減させます。
XCAT-SmartShieldのシステム構成
XCAT-SmartShieldの概要
- XCAT-SmartShieldは、MIMO(Multiple-input and Multiple-output)テスト用のOTA(Over-The-Air)テクノロジーを備えたシールドボックスソリューションです。高精度、一貫性、安定性を備えたユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。また、接続損失やクロストークなど、既存のシールドボックスから比べパフォーマンスも向上しました。
- XCAT-SmartShieldは、デバイスとの接続損失を最小限に抑えるための短距離プローブ用の8つのカプラーを実装することにより、BSとUEアンテナ間の1対1接続を提供します。
- XCAT-SmartShieldの強みの1つは、接続損失が最も少ないRFポートに接続できることです。そのため、シールドボックス内のエアチャネルの不確実性が最小限に抑えられ、ユーザーは有線接続環境とその結果を利用できます。
XCAT-SmartShieldの利点
- ユーザーは高レベルのテストの信頼性と安定性を確保
- アンテナポート間の低レベルのクロストークにより、信頼性の高いMIMOテストを確保
- -外部アンテナ接続ができないスマートフォンをサポート
- -アンテナを交換する必要がないため、信頼性の高いテスト結果が可能
- -外部からの干渉がない(分離率:> 60dB)
- -テスト用のスマートフォンを簡単に交換
XCAT-SmartShieldの仕様
項目 | 仕様 | 備考 |
---|---|---|
対応周波数帯 | ~ 6GHz | |
RFポート | 8 ports (SMAコネクタ) | |
挿入損失 | < 20dB | RF connector to UE |
クロストーク | < -20dB (with cross-talk canceling) | |
アイソレーション | > 60dB | |
最大入力信号レベル | + 20dBm | |
付加機能 | with XCAT-MAIS | |
サイズ | 196mm x 101mm x 373mm (W x H x L) | |
重量 | 5kg |
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